Lyrical foto

主に写真のことを徒然と

2018-01-01から1年間の記事一覧

梅雨が明けたら…

先週までの大雨が嘘のような青空が広がっていて、気象庁の発表を待つまでもなく梅雨明けしたと分かるような夏の空です。いきなり暑くなって毎年のことですが身体がついていけそうにありません。 FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mmF2 R WR

ほぼBESTSHOT of X-Pro2

raichfoto.hatenablog.com 前回、1年間を供にしたX-Pro2のことを冗長な文章でだらだらと書きました。私の個人的な写真論のようなカメラ論のような趣味論などより写真の方が余程大事だということで、X-Pro2で撮った写真の中で気に入っているものを何枚か選ん…

X-Pro2との1年間

X-Pro2を手にしてから1年が経ちました。迷いや不安もそれなりにあった中でFマウントから移行し、この1年間を富士フイルムのカメラで撮影してきて感じたこと、思ったことを備忘も兼ねて書いておきます。X-Pro2について書こうと思っていたのに、書き上げてみ…

SNAPS vol.2 / 5月と6月

この間年が明けたと思ったのにもう2018年も半分が終了しそうです、さすがに早すぎますね。そんな5月から6月の間に撮りためた写真。たくさんあるけどその中から何枚か。 FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF90mmF2 R LM WR

梅雨の情景

雨に濡れているだけでそこに少しだけ物語が生まれるような、そんな気がする。同じような理由で厚く暗い雨雲も、そのあと雲の隙間から射し込む光も好きだ。

FUJINON XF60mmF2.4 R Macro

raichfoto.hatenablog.com XF60mmF2.4 R Macro。結論から言うとこれはとてもいいレンズです。 しかしこのレンズ、ただ私がそう感じているだけなのかXマウント最初期からあるにも関わらずあまり目立っていない気がします。そもそも万人受けする焦点距離ではな…

思考は現実化する?

Xマウント移行計画で揃えたレンズは5本。 16mm、23mm、35mm、50mm、そして90mm。私が普段撮りたいと思うものはこの5本でほとんど撮ることができます。 広角から中望遠まで一通り揃っているのですが、敢えて言うと50mmと90mmの間がやや開いているかな…と。(…

DP2M snaps

いつ何時訪れるか分からないシャッターチャンスを逃さないため基本的にカメラは毎日持ち歩くようにしていて、ここしばらくの平日の友はDP2 merrill。…これほどいざという時に役に立たないカメラはない気もするけれど、それでも何もないよりはマシかと。

空気感とかいう見えないけど存在するもの

FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mmF2 R WR 晴れた休日に家族でよく行くのが近所の公園。公園もその駐車場も広いのが数少ない田舎のいいところ。暑くも寒くもない、木陰にいれば風が気持ちいい季節はそんな田舎の公園もそこそこ人がいます。

1年

「今日6月1日は写真の日らしいです」 ちょうど一年前の今日、運転中に聞いていたラジオのパーソナリティがそんなことを言っていて、それならば写真ブログでもやってみようかとそんなよく分からない理由で始めたのがこのブログ。

常体と敬体

私以外にとっては実にどうでもいいことだけれど、もうすぐこのブログを開設してから1年が経つ。 この一年間、記事の全てを「だ・である」等の所謂「常体」と呼ばれる文体で書いてきた。ちなみに「です・ます」調で書かれる文体は「敬体」。 一般的に常体で…

梅雨入り

九州、中国、そして四国地方まで梅雨入りしたとのこと。 FUJIFILM X-M1 / FUJINON XF16mmF1.4 R WR 一般的に写真を撮るうえではあまり好まれることのない雨も個人的には結構好きだったりする。特にこの時期、新緑との組み合わせは瑞々しくて美しい。

黒川温泉を歩く

熊本県南小国町にある黒川温泉へ。 熊本に限らず九州には結構な数の温泉郷があるけれど、阿蘇やくじゅうの辺りで温泉に入るとなると私の場合は大抵この黒川温泉を訪れる。細い道を進み、温泉街の奥の奥の方にある旅館の温泉に入るのが特に理由のないマイルー…

マクロレンズ

ほぼ全て手放したニコンFマウントに関する機材の中で1本だけ残ったレンズがある。Tokina AT-X 100mmF2.8 macroというトキナー製のマクロレンズ。 写りに関しては今でも十分通用すると思う。ただ手ブレ補正無しでAF激遅、しかもうるさいのが原因なのか世間的…

静かな山歩き

FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mmF2 R WR しばらく前、よく晴れた休日に山に登ってきた。私は登山口から山頂まで、そして山頂からまた登山口に戻ってくるまで誰とも会うことのないような山が好きだ。

葉脈

昔々の記憶が正しければ葉脈には平行脈と網状脈があったはず。厳密にはもっと細かく別れていたような気がするが忘れてしまった。そして私はどちらかと言うと網状脈が好きだ。「どちらかと言えば」程度なので理由も何もない。 FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF90…

杖立温泉 / 温泉街

raichfoto.hatenablog.com 近くを通ることは何度もありつつ、実際に訪れたのは今回が初めてだった杖立温泉。今回も半分思い付きだったため事前の下調べと言えばナビでルートを検索した程度。とりあえず車を停めて街を歩いてみた。 FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON…

杖立温泉 / こいのぼり

FUJIFILM X-M1 / FUJINON XF90mmF2 R LM WR FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF16mmF1.4 R WR ゴールデンウィークの頃の話。大体この時期は全国各地で鯉のぼりに関するイベントが多く開催されていて、この熊本県小国町の杖立温泉もその一つ。

新緑の菊池渓谷

熊本地震によって閉鎖されていた菊池渓谷が約2年ぶりに一般公開されたので行ってきた。その名の通り熊本県菊池市にある菊池渓谷は、美しい景観に加えアクセスも容易であることから特にこれからの季節は人気のスポット。 時間帯は早朝。私の場合ここに限らず…

Bestshot of X-T1

X-T1で撮ったベストショットを決めてみようとこの1年間の写真を色々と見返してみた。が、決まらない。自信を持って「これが俺のベストだぜ!」と言える1枚を選ぶのはなかなか難しい。 raichfoto.hatenablog.com FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF23mm F2 R WR

X-T1との1年

多分この週末で私がX-T1を手にしてからちょうど1年経つ。 「型落ち中古の新同品、へぇ安いじゃん」…そんなほんのちょっとの好奇心で買ってみたこのカメラのおかげでまさか機材丸ごと総入れ替えすることになるとは1年前の私はまだ想像もしていない。

写真を撮らない日々

ここのところ写真を撮っていない。 FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF23mmF2 R WR 忙しいと言えば忙しい。でも私の写真なんて日々のなんということもないスナップなので、撮ろうと思えばいつでもどこでもすぐにでも撮れる。だから忙しいというのはただの言い訳。 F…

4月

あっという間に4月。なんと信じられないことに今年の4分の1が終了してしまった。 FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF23mm F2 R WR 少し前までは蕾だった桜の木も、今年はいつもより開花が早くあっという間に満開になり、もう随分と葉桜になってしまっている。存…

開花

急に暖かくなり、気がついたら桜が開花しはじめていた。 FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF90mm F2 R LM WR 花が好きというわけではなく詳しいわけでもないので、他の花に関しては努めて撮ろうとは思わないけれど、桜の花だけはなぜだかわざわざ出かけてまでも撮影…

SNAPS vol.1 / XF35mm F1.4 R

撮るには撮ったけれどHDDの中で眠ったまま日の目を見そうにない写真達が結構ある。そういった写真を拾い集めて脈絡なくまとめて載せてみる。 分ける必要があるかは分からないけど、とりあえず今回はXF35mm F1.4 Rで撮った写真達。 ファインダーを覗いた時に…

暖かい日

前日までの土砂降りのような雨が嘘のように晴れた日曜日。特に予定していたわけでなないけどあまりにも天気が良かったので家族で山へ行くことに。一応山は山でも子供が歩けなくなると厄介なので、ほぼ起伏のない遊歩道へ。 FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF35mm…

Xシリーズに想うこと

富士フイルムから新たなカメラ、X-H1が発売された。シリーズ初のボディ内手ブレ補正を搭載したこと、動画機能の向上とボディの堅牢性をより高めたことでボディはなかなかの大きさになった。 fujifilm-x.com photo.yodobashi.com ※実写レビューと表示されるけ…

喉に違和感がある、風邪かもしれない。 かぜはかぜでも写真で風を上手く表現するのは難しい。そこそこ風の強い日の撮影中に思い立ち、それらしく撮れないものかと試してみるもやはりありきたりな感じになってしまった。 それほど天気がいい日ではなかったけ…

正しい取捨選択を

先週末、山に登ってきた。 仮に標高が高くなく難しくもないルートだとしても、山では基本的に背負って歩く荷物は軽い方がいい。 必要なものを必要な分だけ、というのが理想的。 そういう意味では今回は失敗。天気もよくて山頂からの眺望はとても綺麗だったの…

『SNAPS ITALIA 2010-2017』

珍しく写真集を買った。写真家の高橋俊充さんが2010年から2017年の間にイタリアで撮影した写真を1冊の本にまとめたもの。 SNAPS ITALIA / TOSHIMITSU TAKAHASHI 制作において印刷には特にこだわったとのことで、PCのモニタで鑑賞する写真とは違った美しさが…