Lyrical foto

主に写真のことを徒然と

4月

あっという間に4月。なんと信じられないことに今年の4分の1が終了してしまった。

 

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FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF23mm F2 R WR

 

少し前までは蕾だった桜の木も、今年はいつもより開花が早くあっという間に満開になり、もう随分と葉桜になってしまっている。存分に写真を撮れたかというと全くもってそんなことはない、それどころか多分他の年より撮った枚数はかなり少ないと思う。

 

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FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF35mm F1.4 R

 

とはいえ家族で花見もしたし、写真にこそ撮らなかったけれど開花の始まりから満開になり、そして花びらが散っていく様子までを自分の目で見て楽しむことはできた。むしろある意味健全な季節の楽しみ方だったかもしれない。

 

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FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF35mm F1.4 R

 

そんなこんなでたまにはカメラを持たず、ファインダーを通してではなく目の前の光景をのんびりと眺めるだけというのも悪くないだろうなぁ…などと考えたりしなくもないけれど、多分いざ出かけるとなったらついカメラを手にしてしまうと思う。

大袈裟に言うと写真を撮る者の性みたいなものかもしれない。…まあ実際のところは私のように小さい人間は、もしも手ぶらで出掛けて決定的瞬間に出くわしてしまったら間違いなく後悔する。だからカメラは手離せない。

 

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FUJIFILM X-T1 / FUJINON XF35mm F1.4 R

 

というわけで理由はともかく、短い桜の時期が終わったこれからも決定的と言うほどではないにせよ、何かいい被写体とのいい出会いを少しだけ期待して日々カメラを持ち歩こうと思う。