FUJINON XF23mm F2 R WR_2
このレンズ、重さがたったの180g。軽い。そして小さい。それでいてとてもよく写る。画角的にも一番出番の多いレンズ。Xマウントの本来のコンセプト的にも「軽量コンパクト」というのはとてもとても重要。そういう意味でこのレンズは間違いなくいいレンズ。
欠点と言うのが正しいのか、解放で寄ると甘くなるのでそういう描写が好ましくないなら最短付近での撮影には向かないらしい。…なんて言うのはネットで見かけたレビューの受け売りで、私自身は必要があれば気にせず解放にして寄りまくるので欠点という認識はない。
以下はXF23mmF2で撮ったもの。JPEGで完結できればラクだけど、やはり全てカメラ任せで自分の思い通りに撮れるわけではないのでそこは必要に応じてRAWからも現像している。
【追記】検索からこちらのページへ辿り着く方が多いようですので、他の記事と重複はしますがこのレンズで撮影した写真を作例としていくつか追加しておきます。(2018/09/09)
ちなみにXF35mmF1.4の出番も多いけれど、しばらくあのレンズを使ってからこのXF23mmF2にレンズを替えるとAFのスピードはともかく、その静かさに驚く。 基本的にAF合焦音もOFFにしているのでレンズが動いてるのか分からないくらい駆動音が小さい。
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そして最近、別に必要ないと言い聞かせて見送っていた専用のレンズフードまで購入してしまった。
買っといてなんだけどただのフードのくせに新品は高すぎると思う。ということで使用感モリモリの中古を安くで手に入れた。コンディション的には一体どんな使い方すればこんなキズと擦れと打痕がつくんだ…という感じだけど、ダメージ感?とでも言うのか、装着してみるとこれはこれで悪くない(と思う)。
うーん、やっぱりカッコいい。23mmにだけでなくF2シリーズはX-Pro2によく似合う。
前までは「フードなんぞ本来の用途を果たしていれば何でもよい!飾りなどいらぬ!」などと硬派ぶっていたのに見事な掌返し。でもX-T2だとか他にもっと実用性に長けたカメラがある中で敢えてこんなカメラを選んだ以上はそういう部分に拘るのも大いにアリなのではないかと思う。