voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5
voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5というレンズを買いました。
110mmでF2.5という一見半端な感じのする焦点距離と絞り値にどんな意味があるのか私にはよく分かりませんが、いつからだったか、もう結構長いことこのレンズで撮られた写真を見ながら「あぁ、やっぱいいなぁ…」と想いを募らせていたわけです。
いやいや、レンズだけ真似ても同じようには撮れないし…と冷静な自分もいるにはいたものの、どちらにせよこれは一度試してみなければ納得できんぞ、ということでこの度購入に至りました。まだそれほど多くはありませんが写真を撮ったので載っけてみようかと思います。
最初の1本が110mmで、現在所持している純粋なEマウントレンズもこれだけというちょっと変な構成となっていますが、中望遠は好きなのでこれ一本でも結構普通に楽しめています。
なにより写りがやっぱりいいです。とても綺麗に写って凄く綺麗にボケるというか…「いやいや、今時のレンズなら大体綺麗だから」と言われればその通りなのですが、なんというか…例えば富士フイルムのXF35mmF1.4でたまに凄く私好みのボケ方をする時があって、そのボケ方に近い感じです。
……我ながらなんという感覚的な説明でしょうか、いや説明とも言えないような。。。こんな時に専門的な知識が皆無なことが悔やまれます。
しかもここまで書いてから自分の今回の写真を見返してみたらそういうボケを意識した写真がほとんどないですね。言葉でも写真でも説明できないという…笑
しかし兎にも角にも私個人のファーストインプレッション的にはかなり満足度の高いレンズです。本当に金属とガラスの塊という感じでずっしりと重いのですが、好意的に見ればむしろそれが撮る気にさせてくれると言えなくもないような。なんて、流石に贔屓目で見過ぎでしょうか…?でもそれくらいいいレンズです。
さて、九州は長い長い梅雨が明けてこれから夏本番です。世間の状況的にどこへでも好きな場所へ撮影に行ける雰囲気ではなさそうですが、行き先と対策を考えながらこのレンズでじっくり夏を撮れたらと思います。