Lyrical foto

主に写真のことを徒然と

引き算

2018年。年が明けてから例年にないハイペースでやたらと山に登っている。

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mm F2 R WR

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mm F2 R WR

九州には高くても1000m級の山しかないので標高的にはたかが知れているけれど、静かな森の中を歩き、遮るもののない山頂から眺める景色は何度見ても気持ちがいい。

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mm F2 R WR

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mm F2 R WR

「写真は引き算」と言うように、登山に関しても引き算の考え方は重要らしく、特に撮影機材以外の荷物が多くなりがちな冬の山では道具の取捨選択で背負って歩くザックの重さがかなり変わってくる。

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mm F2 R WR

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF23mm F2 R WR

と言っても命懸けの厳冬期縦走登山などをしていない私自身に関して言えば、特別シビアに考える必要はないのが実際のところ。が、塵も積もれば…などと言うし、最近は山の道具にも少しだけ拘ってみようかと思い始めている。重量級のレフ機とレンズからミラーレスに替えてその重さやサイズ等々、結構な違いを実感したのがきっかけだったかもしれない。

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF16mm F1.4 R WR

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF16m F1.4 R WR

標高500mにも満たない低い里山まで含めれば、今年に入って山頂を踏んだ山はすでに9座になる。

一つの山でXF16mmF1.4を使ったことを除けば、他は全てX-Pro2にXF23mmF2という組み合わせだった。35mmの画角は広すぎず狭すぎずで…考え方によっては引けないし寄れないわけだけど、携帯性に防塵防滴にと1本だけ選ぶとなると自ずと使い勝手のいいこのレンズになることが多い。

今年一体いくつの山に登ることができるか分からないけれど、この23mmを基準にしつつ、登る山やそこで撮りたい風景に合わせて他のレンズなどとも組み合わせながら山歩きを楽しめたらと思う。