Lyrical foto

主に写真のことを徒然と

時代を繋ぐ旅 vol.2 / 知らない町のいつもの風景

raichfoto.hatenablog.com

 

天草市崎津集落での撮影後、この日2回目のフェリーでいよいよ長崎県へ。島原半島上陸後、海岸沿いをひたすら移動し長崎市を目指し長崎市内に到着したのは18:00頃。厚い雨雲が空を覆っていたので元から夕焼けなど期待してはいませんでしたがせっかく長崎まで来たので夜景を撮影し、その後はカメラを持って夜の街を歩きました。しかしその時の写真はひとまず割愛。

 

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そして翌朝。平成最後の日の長崎市は相変わらずの曇天、時折弱い雨が降っています。レンズの交換にやや気を遣いますが個人的には嫌いでないコンディション。

この日の移動は徒歩時々路面電車。ひたすら歩く、歩けばきっと撮りたいシーンに出会うはず。という意識が高いのか低いのかいまいちよく分からないスタイルで臨むことにし、まずは思案橋という繁華街の付近からスタート。

 

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 「思案橋横丁の付近がなかなかカオス」という前情報以外は敢えて写真など見ないようにして訪れたのですが、思案橋横丁と言うよりその一本隣の裏路地がなるほど納得な混沌っぷりでした。

 

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元々お世辞にも綺麗だとは言えない状態ですが、雨によって路地はもちろんそこに落ちているゴミ、停まっているバイク、そして野良猫も濡れてしまって最早手の施しようのない雰囲気を醸し出しています。

 

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思案橋を起点として本石灰町銅座町、途中新地中華街を通り館内町方面へと移動します。中華街を除けば観光客が歩き回る場所ではないかと思いますし、偶然か必然か私のように写真を撮っている人を見かけることもありませんでした。が、個人的にはこれらのエリアはかなり楽しめました。

 

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同じ長崎市内で言えば出島なんて圧倒的に綺麗で観光地としてもずっと人気があるわけですが、私としてはああいった復元されたり保存されている景観より、一般的には古くて汚いとされる路地裏の方が余程魅力的です。そういう意味では今回歩いた町や路地はとても私好みでした。近くに住んでいたら間違いなく通って撮り続けるはずです。

 

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と、枚数も多くなったので今回はここまで。こういう時系列に沿って撮影記的な記事を書いたことがないのでどこで区切ればいいのかいまいち分かりませんが、無駄に長くならぬよう長崎編をまとめたいと思います。

 

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