一年で最も閑寂な日
未だに年末年始の撮影記事です。普段と比べれば結構早いペースで更新しているつもりですが、それでもこの調子だと1月中に終えられるか微妙な気がします。
大晦日に別府市、そして年が明けて日向市を撮り歩き、次にやって来たのは宮崎市。と言っても特にここが撮りたい!と思って訪れたわけではないため、ひとまず車を停めてとりあえず歩いてみることに。
宮崎市初心者である私の感覚では橘通り(たちばな通り)の周辺が市内の中心地だと認識しているのですが、そのど真ん中付近でも少し歩けば私好みのいい感じの路地がありました。以前訪れた際に見かけて「もしかしてこの辺り良さげなんじゃ…」なんて目星を付けていたのですが、まさにその通りといった感じ。
というかメインストリートに面した大きいデパートのすぐ裏側がこんな感じで、目星を付けるまでもなく歩けば普通に目に付きます。おそらく普段は人通りも多いのでしょうが、撮影したのが元日の朝だったので開いている店もほとんどなくひっそりとしていました。あまりに閑散とし過ぎていて撮りやすいような逆に物足りないような。
橘通りを挟んで反対側、こちらは通称“ニシタチ”と呼ばれる繁華街。大晦日の夜はさぞ盛り上がったのでしょうが朝の時間帯はとても静かでほとんど人はいません。カラスと野良猫があちこちに落ちたゴミを漁っているくらい。
結局この宮崎市内を歩いたのは大体2時間くらい。人のいない静かな街では気兼ねなくカメラを構えられますしそれはそれで新鮮な感じはしますが、やはりどこか街として不自然な感じは否めない…。やはりネイチャーもストリートも、それぞれそれらを撮るのに相応しいタイミングというものがあると思います。日程的にどうしようもなかったと言えばそれまでですが、次回はそのあたりも考えて再訪することにします。