Lyrical foto

主に写真のことを徒然と

Lowepro / GearUp Camera Box

語れるだけの知識がないため必然的に機材のことに関する記事はあまり書かない(書けない)のですが、カメラやレンズのことはともかくバッグのことくらいなら主観で語ってもよいだろうと、しばらく前に買って私の中でなかなかのヒット商品だったロープロのバッグ(というかケース?アクセサリー?)の話でもしてみようかと思います。

 

Lowepro GearUp Camera Box

こちら、正式名称は『ギアアップカメラボックス』。商品説明を見ると「小物を収納するのに最適なケース。ミラーレスカメラと交換レンズが収納可能。」とのこと。てことはやっぱりバッグではなくてケース…?ヨドバシでカメラバッグのコーナーを探しても見付からず、店員さんに尋ねてGoProアクセサリーのコーナーでようやく発見しました。

 

ロープロのギアアップカメラボックス

中身。個人的には起毛していない素材の方が好み。

数多のカメラバッグの中から理想通りのものを探し出すのはなかなか難しく、私もこれまで色々なものを試してみました。そして2019年現在、使用している機材と撮影スタイル、それと個人的な好み等々を勘案し、暫定的とはいえ至った一つの結論が「結局機材をインナーケース的な物に入れて使いやすいバッグに突っ込むのがいい(かも)」ということです。

カメラバッグが欲しい!でもいかにもカメラバッグなのは嫌だ!!でもでもやっぱり実用性も捨てきれない!!!というのはカメラバッグ探しあるあるかと思います。

私もずっとそんな感じで理想のバッグを探していたのですが、しばらく前から「なんか実用性の方は別に捨ててもいいかなぁ」なんて考えるようになりました。捨てると言うよりそこを重視しても私の場合あまり意味がないことに気が付いたというのが正しいかもしれません。

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入れるかどうかは別として意外と結構入ります。

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私の場合いざ撮影へ出かけても終始一本のレンズだけで済ませてしまうことが多く、たまにレンズを替えるにしても素早さを求められるようなシチュエーションというのはほとんどない…それならわざわざ縛りを設けてカメラ専用のバッグを選ばなくてもよいのではないかと考えるようになりまして、レンズをある程度保護しつつバッグへ放り込んでおけるインナーケースを探し、結果としてロープロのこれに辿り着いたわけです。

 

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蓋(?)の両面に収納部分あり。小物が入ります。

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やたらと前置きが長くなってしまいましたが、とにかく使用感は良好。クッションにそこそこ厚みがある、置いて安定する、そしてガバッと開くてしっかり閉じる。個人的に重視したい点をほとんどクリアしていていい感じです。デザインは可もなく不可もないロープロらしいものですが、インナーとして使うなら気にはならないかと。

純粋にレンズのためのケースというわけではなさそうなので例えばフルサイズ用の大口径レンズなどは厳しいと思いますが、Xマウントに限らず比較的小型のレンズやカメラであればキレイに納まりそうです。

 

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必要なレンズを入れたら他の荷物と共にバッグへ。

ちなみにこれと合わせて一番使っているバッグは山と街兼用でミステリーランチのCOULEE 25というモデル。このクーリーもそうですが、ミステリーランチのザックは底部に荷物を入れていてもアクセスしやすくてなかなか気に入っています。

バッグからケースを取り出してまた戻して…と、ファスナーの開け締めも多くなるため実用的なカメラバッグとして考えると微妙かもしれませんが、少なくとも今の私の撮影スタイルとの相性はなかなか良さげです。

 

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ここまで書いておいて自分で言うのもどうかと思いますが、機能性もデザイン性も犠牲にしないカメラバッグと言えば最近ではピークデザインあたりが間違いないと思います。そんなわけで結局誰得な内容となってしまったこの記事ですが、以上がいるかどうか分からないどこかの誰かにもしかしたら役立つかもしれないバッグ、と言うかケースの紹介でした。