同じ場所、同じ時間
何度も通って写真を撮っている場所がある。
「通って」と言うと語弊がある。単に人がいなくて少し開けた場所だから行き先を考えずに家を出た時になんとなく行き着いてしまうだけの場所だ。 そんなわけだからその日カメラに付いてるレンズの画角が違うだけで大体同じような構図の写真を量産してしまうことが多い。なんとなく立ち寄ってなんとなく撮ってるだけなんだから当然といえば当然だ。 それでもたまには朝焼けが、その日の雲が、水溜りや虫や鳥が偶然にも味方してドラマチックな演出をしてくれることがある。
この3枚の良し悪しはともかくとして、いい写真というのは有名な絶景スポットでなくても、運や偶然次第では割りと近場で撮れるのかもしれない。