Lyrical foto

主に写真のことを徒然と

不注意の代償

先週末、年末の諸々の都合から今年最後の機会かもしれないと山へ行ってきました。が、そこでやってしまいました、足関節の激しい捻挫です。打撲や捻挫など、これまでも軽度のものなら経験がありましたが今回は次元が違いました。


瞬間的にコレはマジでヤバいタイプのやつだと文字通り痛感。そして「…ふぉッうぐぁっっ!……っッ!………〜っ!」と声にならない声を出しながら悶絶、しばらく動くことができず。間違いなく今年最も痛い、痛みオブザイヤーです。今年の漢字が決定してすぐに私の元にも災いがやって来るなんて…正直笑えません。

 

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ちなみに私は夜中に登りはじめて山頂で朝を迎えることが多く、この日も大体そんな計画でした。しかしこうなっては最早登頂が無理なのは火を見るより明らか。とりあえず登山道脇のスペースに腰を下ろして東の空が少しずつ明るくなるのを見ながら山頂で飲むはずだったコーヒーで身体を温めることに。

 

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FUJIFILM X-Pro2 / FUJINON XF50mmF2 R WR

 

この日唯一まともに撮れた写真、悔しいことにこんな日に限ってやたらと朝焼けが美しい。

 

「圧痛あり、腫れは少々、内反捻挫なだけいくらかマシだったかも…」とか「登山口まで2kmか…これ一人で戻れるか…?」とか「夜中の山に一人のこのこやって来て怪我してるとか救いようのない間抜けだよなぁ…」とか、そんなことを考えながら痛みが和らぐのを待ちます。 

慣れた山の慣れたルート、別に舐めていたわけではないつもりですが油断というか気の緩みがあったんでしょう。十分に注意していれば防げたと思います。今更後悔しても仕方がありませんが今後のために反省は必要です。

 

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結果的になんとか自力で登山口に辿り着き、無事(全然無事ではないですが)帰宅できたわけですが、怪我をしたその時より翌日の方が腫れも痛みも酷くなり、数日経った今もまだ歩くのがそこそこ辛い状態です。

年末に計画していた撮影旅行に行けるかどうか分からなくなってしまいましたが、普通に歩けて普通に写真を撮れるってのは有り難いことだなぁなんて、当たり前のことを改めて実感しながら1日も早い回復のためにしばらくは大人しくしておこうと思います。